SSブログ

6月9日は年輪の会2012年度講演会だった。 [年輪の会講演会]

 6月9日は、年輪の会2012年度講演会だった。

生憎の雨だったが、非常に遠方からも参加者が居て、大変盛況の内に終わった。

私の挨拶文を下記に掲載する。

年輪の会2012年度講演会開会の挨拶 (2012/6/9)   

年輪の会 会長 佐藤 諦吉

今日は、非常に遠方からも年輪の会2012年度講演会に多数お集まり頂き、

主催者側の代表者として深く感謝致します。

 皆様方に既にお知らせしました様に、今年度の講演会は、

1線の臨床・研究に携われているドクター3人をお呼びして、

非常に内容の充実した鼎談を企画致しました。

 この企画を遂行するに当たって、年輪の会の顧問である

加藤忠史先生に深く感謝すると共に、岩田仲生先生、鈴木映二先生も

快く講師を引き受けて下さった事に深く感謝致します。

 又、後援をして頂いている、社会福祉法人品川区社会福祉協議会、

株式会社アステラス製薬、それとお手伝いをして頂いている

文部科学省「脳科学研究戦略推進プログラム」(脳プロ)の皆様、

年輪の会員の皆様、NPO法人全精連の皆様にも深く感謝致します。

 皆様方ご存じの様に、5大疾患の中に精神疾患が入れられ、

その中で特に、働く事が出来なくなり自殺の危険性が高く

ストレス社会に拠って非常に増加している、

うつ病や双極性障害の様な気分障害にも漸く黎明が当たり始めました。

 品川区に於いても、精神障害者当事者団体、家族会、

社会福祉法人、品川区行政が相互に有機的なネットワークを今こそ構築すべき時です。

気分障害の双極Ⅰ型障害の一当事者として、

是非とも統合失調症だけでなく、全国規模の気分障害のブレインバンク

を設立して貰わないと、有効に死後脳を研究に活用して貰い、

後世の同じ疾患に苦しむ当事者を少しでも救いたいと言う

最後の遺言が生きて来ないのです。

この講演会は、当事者側からのこの様な強い要求から企画が始まりました。

長い間、3重苦(病気の苦しみ、薬の副作用の苦しみ、病気を理解されない苦しみ)

に拠って、苦しめられてきた精神障害者にとって夜明けは近いと信じて、

一つの「希望の講演会」と成る様に参加者の皆様方と共に

創り上げて行きたいと思います。

尚、最後に、精神科の先生方と当事者体験発表者に対する

質疑応答の時間を充分にとって居りますので、質問のある方は、

その時間内にお願い致します。

今日は、お集まり頂いて、どうも有難う御座いました。

それでは、皆様ご清聴下さい。

本日、品川区保健所長の矢野久子様が参加されておいでですので、

一言御挨拶をお願い致します。

又、家族会の池田温雄様、品川区障害者福祉課精神障害者主査の水谷孝之様

にも御挨拶をおねがいいたします。

受付で把握した参加者は計45名

雨の中多数の方々が集まって下さり誠に有難う御座いました。

講演会終了後、旗の台の東海酒家に有志15名(先生方2人を含む)

が集い、楽しく歓談出来た、然し、荷物を家まで運んで、

非常に疲れ、バタンキュ~で寝て仕舞った。

完全燃焼で有る!!! 

記事数:1,420  nice!:10,599  今日: 546 / 累計: 1,028,248  読者数:15
アクセスランキング: 1,458 位
ブログテーマ:健康( 13位 / 12340ブログ中 )

このブログにアクセスして下さる方々に深く感謝致します。

                    MDI SATOH

_DSC9608.JPG

                           品川区保健所長矢野久子氏の挨拶

_DSC9609.JPG

               品川区精神障害者家族会(かもめ会)会長 池田温雄氏の挨拶

_DSC9611.JPG

                品川区役所障害者福祉課精神障害者主査 水谷孝之氏の挨拶

_DSC9616.JPG

                      体験発表する都精連事務局長斉藤紀恵氏

_DSC9620.JPG

                   体験発表する日本DMDクラブ代表吉田銀一朗氏

_DSC9626.JPG
_DSC9626.JPG
_DSC9626.JPG

            理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チーム・シニヤチームリーダー

            加藤忠史先生の プレゼンテーション(精神疾患の原因解明に向けて~ブレインバンクの必要性)

_DSC9632.JPG

         国際福祉大学教授 鈴木映二先生のプレゼンテーション(現在の精神科治療薬の問題点)

_DSC9640.JPG

                      藤田保健衛生大学医学部精神医学教室教授 岩田仲生先生のプレゼンテーション

                「脳プロ(脳科学研究戦略推進プログラム)での双極性障害研究~ゲノム研究を中心として」

_DSC9677.JPG

                                総合司会をする私

                 写真は、全てニコンD3s+AF-Sニッコール85mmF1.4Gで撮影。

_DSC9667.JPG

                        鼎談の司会をされる加藤忠史先生

_DSC9675.JPG

               鼎談に於ける、鈴木映二先生(向かって左)、岩田仲生先生(向かって右)

               非常に有意義な先生方の鼎談を聴く事が出来た。


nice!(40)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 40

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。