3月30日午後2時半から品川区精神障害者家族会（かもめ会）の講演会が有ったので、妻と参加した。

　3月30日（土）午後2時30分から、品川区精神障害者家族会

（かもめ会）の講演会が有ると言うので、妻と参加した。

　花冷えといおうか、やませ（海からの北東の冷たい風）が吹き、気温が29日

に比べて約10℃も下がると。気温の乱高下で体調も今一だったが、

家族会の会長のIさんが事前に電話をくれたのだから参加しない訳にも行かない。

　講師は翠星（すいせい）ヒーリングセンター所長の八木剛平先生

で、演題は「精神症状と薬」である。先生は、約10分電車の事故で遅れて

到着した。主題とする事は、レジリエンス（regilience）：疾病抵抗力。

病を防ぎ、病を治す心身の働きを意味する。免疫力もレジリエンスに含まれ、

一般的には逆境を乗り越える自然治癒力で、ストレスが存在すると、必ず

レジリエンスが働くという考え方。レジリエンスは良い面ばかりで無く、例えば

過剰な免疫反応が花粉症の様なアレルギー疾患を起こす様に、病を起こす

事も在り得る。向精神薬は精神症状を薄める効果が有るが、

完全に幻覚・妄想症状を止める物で無い、完全に抑える為に多剤・多量に薬物

を投与すると副作用が出て、薬に依る病を作って仕舞う。

　又、医師が患者を充分に理解せずに安易に「病名告知」をすると

「医原性PTSD」を多発せしめる事に成る。と言う趣旨だった。

　帰りは流石に疲労困憊して、買い物も出来なかった。

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　　　　　　　　　講演会の様子：始めの挨拶をする品川区かもめ会会長と八木先生

　　　　　　　全てOM-D E-M5＋LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.で撮影。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講演される八木先生

 

 

 

 

 

 

タグ：家族会の講演会