この所、講演会の最後の事務処理に追われてブログの更新が出来なかった。処で昨日は待望の年輪の会講演会だった。 [年輪の会講演会]
この所、年輪の会講演会の事務処理(言い訳するのでは無いが、
私自身は出身が理系なので、
この様な事務仕事が本来不得意で有るのだが)自宅を事務局に使い、
マンパワーに乏しい状態では、殆どの雑用事務仕事は自分自身で
やらなければならない。講演会を成功裡に終らせる為に、
用意する事や録音、写真、印刷物、参考資料、過去の文集、文献、等を詰めると
バック詰めるとワゴン2台、カメラバッグ1台で約30kg以上にもなり到底1人では持って行けない。
結局、体験発表を引き受けてくれた、
若いマッチョな広報委員のHさんにお願するしかなかった。
生憎僅かに小雨が降っていたが、10:00に会場に向けて出発する時には殆ど止んでいた。
何時もの様な電車の経路で大井町駅に着いた。
徒歩5分位の会場である、きゅりあん(品川区立総合区民会館)に着いた。
未だ会場の鍵は到底貸してくれない時間だったので、2Fの喫茶店・食堂で皆が集まって、
事前の最後の打ち合わせを遣った。
相模原のボランティアの賛助会員のNさんKさんも来てくれて、
Kさんには受付(耳が不自由なのに申し訳なかったが)をお願いした。
Nさんには、写真係をお願いした。
定刻より少し遅れて、先ず私が年輪の会会長として挨拶し、
司会者として、注意事項を話した。加藤忠史先生の講演第1部「精神科のかかり方」
が始まった。詳細は「2009年度年輪の会文集」(年輪の会会員に限定配布)に掲載予定である。
特に面白かったのはドリフターズ診療(3分間診療)で「おしっこしたか!顔洗ったか!
歯磨いたか!はいお休み!又来週!」を捩っている。
その後、年輪の会の広報委員・地域連絡委員のHさんの体験発表
(文集に掲載予定)が有った。その後、会計の妻の体験発表(文集に掲載予定)
休憩の後、質疑応答に入った。色々な質問が有ったが、一番印象に残ったのは、
激躁状態で、幻覚妄想状態になり統合失調症と診断された。双極性障害と統合失調症
との鑑別はどの様にするのか?と言う質問が有った。先生の応答は、症状だけ診ると
中々鑑別出来ない症例も有るが経過観察していると、両者は鑑別出来て、
治療も双極性障害は躁状態では気分安定薬+非定型抗精神病薬で有り、
統合失調症は非定型抗精神病が基本で有る。
同様に、双極性障害の鬱状態とうつ病(大うつ病)との鑑別は、双方共に
極期は妄想・幻覚が出現するが、治療はうつ病は抗うつ剤で、双極性障害は、
リチウムの様な気分案定薬なる。
又休憩を挟んでノーチラス会の第2回年会(OFF会)の1次会が行われた。
始めに加藤忠史先生が「双極性障害における診断の諸問題 統合失調症・
うつ病との鑑別」と言うレクチャーをして頂いた(詳細は年輪の会の文集に掲載予定)
その後、質疑応答(討論会)を行った。活発な討論が行われた。
2次会は近くのカラオケ漫遊来で先生を含めた19名が参加して、
正式にノーチラス会を立ち上げた。
3次会はアトレ6F神田グリルで7名参加して、食事歓談した!
とても疲れた!!!
お疲れ様でした。
私も質問があればしたかったのですが、帰りになってから思いつくという・・。
今回は時間の都合で2次会以降には出席できなかったので、またの機会に参加したいと思います。
最後に名刺だけいただいてハンドルネーム名乗り忘れて申し訳ありません。今度は自作名刺を作成しておきます。
by mak_ochan (2009-06-02 23:06)
mak_ochanさま、
コメントどうも有難う御座います!
返事が遅れて済みませんでした。
この所、残務整理で忙しくブログの更新も儘なりませんでした。
来年も是非、年輪の会の講演会にいらして下さい!!
by MDISATOH (2009-06-03 11:15)