6月16日今日は海自横須賀基地の見学会である-1

6月16日,今日は海上自衛隊横須賀基地の見学会である。

朝から生憎かなりの雨が降っていた。

 昨日、用意した4台のカメラを2台に雨天の為に減らした。

 

結果的に、護衛艦に乗艦する際、小型のμ4/3機が有利で有った。

ニコンD600+AF-S NIKKOR 70~200mm F4G VRを試写する予定だったが、

雨天の為に諦めた。Panasonic DMC-GH3+

 

LUMIX VARIO 35-100mm F2.8 Asp. Power O.l.S.

Panasonic DMC-G5+LUMIX VAIRO 100-300mm F4.5-5.6 Mega O.I.S.

の2台に限定した。横浜港の大黒埠頭で休憩を取った。

雨は、まだかなり降っている。

 始めに、「むらさめ」級護衛艦「いかづち」DD-107を見学した。

雨の降る中停泊中の同艦に乗艦した。後部ヘリコプター格納庫の中に入り、4班に分かれて、

艦内を見学した。最初、艦橋に案内してくれる。急なタラップを何回も上がり、

漸く、艦橋に辿りついた。艦首に向かって右舷側に艦長席が在り、

左舷側に艦隊指令の席があった。丁度、艦隊指令が乗艦されていた

 

艦橋は艦の操舵、発令所にあたり、指令を出す所なので、

 

航海と対空戦に必要なレーダー、対潜水艦戦のソーナー等の機器。

 

舵を取る舵輪が有る。

丁度、「そうりゅう」型新型潜水艦（恐らくずいりゅう）が出航する処で、

 

「いかづち」に艦隊指令が乗艦している為に、

　送迎のラッパと笛が高らかに鳴らされて、激しい雨の中、横須賀港を出港する

 

潜水艦甲板のライフジャケットを着た乗組員と後部のX舵がはっきりと観えた。

 

セイルには、逆探知（ECMアンテナ）が付いた非貫通ペリスコープと

 

旋回するZPS-6F対水上レーダーが視認出来た。

潜水艦が何処にいくかは、当然、極秘であるが、日曜日の雨の中の出航は、

　平時の日本の防衛にとっては、非常に重要な事なのである。

　一般的には、原子力潜水艦の水中雑音は、ディーゼル潜水艦よりも大きく、

 

日本の「そうりゅう」型は水中排水量4,200t 主機ディーゼル・エレクトリック/AIP

 

（発電機2基/スターリング機関4機/発電機1機）水中速力20Kn、水上13kn

 

8,000HP X舵、非貫通型潜望鏡。533mm魚雷発射菅（魚雷、ハープーンUSM計20本）

 

でディーゼル潜水艦では世界一の性能だと言う。一般には知られていないが、

 

太平洋に進出する時に第一列島線、を貫けなければ成らない中国海軍の最も警戒するのは、

 

静粛に潜航して、哨戒中の日本の潜水艦なのである。

 

勿論、強力なパッシブソナーに拠って、平時に活発に音紋情報採取を行なって、

 

哨戒任務に就いていると想われる。

 

 

護衛艦「いかづち」の艦橋：

 

Panasonic DMC-GH3+

 

LUMIX G VARIO 35-100mm F2.8 ASPH.POWER O.I.S.で撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

艦のコンパス

 

 

　　　　　　　　向かって左から面舵・取舵表示板、ガスタービン回転計、可変ピッチスクリュー翼角計

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　艦隊指令の乗艦を示す桜のマーク

 

 

 

 

　　　　　　　　　　「いかづち」の隣に停泊中の最新鋭護衛艦「てるづき」DD-116

 

 

　　　　　　　　　白いドームは、「いかづち」のスーパーバード衛星通信アンテナ

 

 

 

 　　　　　　　　　　　　　　　「てるづき」のNOLQ-3電子戦装置（ECM)

 

　　　　　　　　「てるづき」のメインマスト：トップにORN-6タカン（ヘリコプター誘導用）が見える

 

 

 

 

　　　　　いかづちの艦橋の窓より撮影した。雨の中出航する「そうりゅう」級最新鋭潜水艦

 

 

 

艦尾のX舵が明瞭に観察出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タグ：海自見学会

コメント 2

うらやましいです。
見学したいな。
by 楽しく生きよう (2013-06-18 18:26) 

楽しく生きようさんコメント、nice!有難う御座います！
バスツアーで朝早くから爺は疲れましたが、凄くメカメカしくて、
面白かったです！
by MDISATOH (2013-06-19 10:38)