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6月8日年輪の会2013年度講演会の当日である。 [年輪の会講演会]

 6月8日(土)今日はいよいよ年輪の会2013年度講演会の当日である。

昨日、入念に準備の最終チェックを行なった。

 天候は幸い晴天で有る。11:00少し前に家をK,M副会長と妻と一緒に出た。

講演会に使用する書類、配布する資料、文集、

年輪の会の取材が掲載されたゆうゆう63号等撮影する

カメラ4台全てμ4/3機:

①Panasonic DMC-GH3+

LUMIX G VARIO 12-35mm F2.8 ASPH.POWER O.I.S.

②Panasonic DMC-5+

LUMIX G VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 POWER O.I.S.

③OLYMPUS PEN E-P3+

Panasonic LUMIX G 20mm F1.7

④OLYNPUS OM-D E-M5+

LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.を分担して持った。

①は私が撮影担当、②は広報委員のMさん、③は妻、

④は、賛助会員代表で有るMさんに撮影をお願いした。

 然し、電車で会場に向かう際、予期せぬアクシデントが起きた。

右足の靴底が経年劣化で壊れて来て、此れでは歩き難く、

仕方が無く、会場のきゅりあんの最寄り駅の大井町の

ハッシュパピーの靴屋で急遽黒いバックスキンの靴を購入した。

 直ぐに会場のきゅりあん(品川区立総合区民会館)に急いだ。

幸い鍵を開ける前に間に合った。12:00頃で、会場の設定に入った。

12:30に受付を開始し、

大変だったが何とか13:00の開場に間に合った。

最初に私の開会の挨拶を行なった。

年輪の会2013年度講演会開会の挨拶(201368日)

                    年輪の会 会長 佐藤 諦吉

 

今日は、非常に遠方からも年輪の会2013年度講演会に多数お集まり頂き、主催者側の代表者として深く感謝致します。

皆様、ご存じの通り、私が申すまでもなく精神医学の発展には、臨床と基礎の両輪が重要です。昨年の年輪の会の講演会は主に、ブレインバンクを主体とした精神医学の基礎研究を3人の先生方の鼎談と言う形で行いました。

今年の講演会は、より当事者とその家族の一番に関心がある臨床(実際の精神科薬物治療)のお話を鈴木映二先生と渡邊衡一郎先生にして頂きます。

鈴木先生のご専門は向精神薬の薬物動態学で、当事者活動にも多大な寄与と関心を示されていて、現在はNPO法人日本双極性障害団体連合会の理事長もされています。今日は「薬の副作用と早期発見」と言うテーマで講演して頂きます。副作用に関して当事者(患者)が自己防衛の為にデータをしっかり管理しておく事を勧めておられます。当事者も病気に関しては自分の問題で、一番解る立場なので、治療も専門家である医師任せではなく、積極的に精神医学を学び、自分の健康にとってより良い生活(QOL)が送れる様に心掛ける必要が有ります。鈴木先生は非常に気さくな方で、昨年9月末の第12回ぜんせいれん全国大会神奈川大会in小田原に於いて、基調講演をお願いした経緯が有ります。

もう一つの渡邊先生に依る講演は、「当事者と治療者による双方向性の治療方針決定方法(SDM)」に関してで、此れは従来、治療方針に関しては、医師がイニシアチブをとって行って来たものを一歩踏み込んで、当事者主体で医師と双方向で治療方針を決めて行くと言う画期的な治療方針決定方法であると思いま

す。よく、精神科の医師の先生方中には薬を処方しても飲まない当事者をコンプライアンスの欠如した患者と決めつける傾向に有りますが、当事者(患者側)からすると薬の効果よりも副作用に依って生活のQOLが低下したのでは、飲みたく無くなるのが現状なのです。例えば、医師にとって患者を鎮静化させる為に、強力な抗精神病薬を処方されたとします。急性期には仕方が無いとも言えますが、所謂、過鎮静、無気力状態に成ると著しく当事者のQOLが低下する事に繋がってしまいます。少なくなって来ましたが、未だに多剤・大量療法の弊害が叫ばれているのは、精神科に於いては、未だに当事者自身の治療方針の参加が非常に少ない為だと思われます。

最後に来年の年輪の会講演会に関しては未だ企画段階ですが、又、原点回帰でブレインバンクのお話を3名の先生方にお願いする予定です。ご期待ください。今日は、年輪の会講演会にお集まり頂き誠に有難う御座いました。

最後まで、ご清聴下さい。

 

 

 

以下に講演会の写真を掲載致します。

 

大変有意義な、東北地方の2人の当事者体験発表会

 

更に2名の精神科の先生方の素晴らしい講演、

 

質疑応答、その後の懇親会全て有意義であった。

 

 

然しながら、双極Ⅰ型障害のロートルには

 

充実していたが大変しんどかった!!

 

 

なお参加者は計37名で有った。

 

 

 

 

 

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             講演会の様子、総合司会する私:オリンパスOM-D EM-5

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                    当事者体験発表会-1(只野岳子さん)

 

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                     同じく当事者体験発表会-1

 

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                      当事者体験発表会-2(石塚研さん)

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                      同じく当事者体験発表会-2

 

 

 

 

 

 

 

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         講演会-1(国際医療福祉大学熱海病院精神・心療科教授 鈴木 映二先生)

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        同じく、講演会-1の様子

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       講演会-2(杏林大学医学部精神神経科学教室准教授 渡邊衡一郎先生)

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       同じく講演会-2の様子。

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                          質問に答える鈴木映二先生

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                    質問に答える渡邊衡一郎先生

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                      同じく鈴木映二先生

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                閉会の挨拶をする年輪の会副会長菊地高さん

 

 

 

 

 


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コメント 4

青い鳥

年輪の会2013年度講演会、ご盛会のうちに無事終了のご様子
おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。
by 青い鳥 (2013-06-11 13:12) 

MDISATOH

青い鳥さん何時もコメント、nice!有難う御座います!
めちゃくちゃに疲れましたが、充実した講演会が企画・実行出来て、
達成感が有ります。
by MDISATOH (2013-06-11 17:04) 

さきしなのてるりん

お疲れ様でした!総合司会なんて大変でしたね。集中力が途切れないですごいです。
by さきしなのてるりん (2013-06-14 21:06) 

MDISATOH

さきしなのてるりんさんお早う御座います。コメント、nice!有難う御座います。

毎年、講演会の総合司会は遣っているのですが、爺は疲れやすいので、
疲労困憊してしまいます。やった~と言う達成感は有ります。勿論、
非常に緊張する性格なので、ストレスが溜まりますが、遣り遂げると
充実感が有ります。
by MDISATOH (2013-06-15 05:09) 

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