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昨日、長い間、具合が悪く年輪の会を欠席している、蒲田に在住のKさんと年輪の会の有志が面談に行った。 [精神障害者相互援助]

 一昨日の私達のT大付属病院での診察の様子は、ノーチラス会のブログで紹介

していますので、興味のある方は御覧下さい。

http://nautiluskai.blog.so-net.ne.jp/

 昨日も、気温は最高22度と高めでした。予てから計画していた様に、

病院に入院した後、長い間調子が悪く年輪の会の定例会に出席出来なかったKさん

(Kさんは2,3年前までは、何時も年輪の会には必ず出席していたのですが)

と話し合う為に、午後1:30に待ち合わせで、蒲田駅に行きました。

 Kさんと副会長のUさん、地域連絡委員のUsさん、それと私達夫婦計5名は、

近くのファミレスに行き、約1時間近く話し合いました。Kさんは、約2年前病院に見舞いに行った時

に比べて、格段に元気になっていました。顔色は良く、日焼けして見るからに健康そうです。

以前は引きこもりで、人に会うのが億劫でしたが、今は1時間位散歩が出来るようになった様です。

 1時間位話し合うと、Kさんも打ち解けて、次回の5/3年輪の会総会にUsさんが蒲田に迎えに

来て貰い、行ける事になった。この様に皆で、行けばKさんも、又年輪の会に参加したいと言う、

意欲が湧いてくるのだと思う。この様な事の積み重ねがピアサポート活動だと感じた。

 帰りに蒲田に出掛けたので、ユザワヤに行き、

ダウンジャケット修理用と装飾用のワッペンを買いました。

 東急線を乗り継ぎ、不動前駅から歩き品川区地域生活支援センター「たいむ」のお花見

食事会に出席しました。午後4:30に始まると書いて有ったので、約5分前に行ったのですが、

既に会は始まっていました。私達は区会議員と家族会の役員の座るテーブルに案内されましたが、

余り批判してはいけないのかもしれませんが、途中で引き上げた区会議員達はどの様な、

目的で参加しているのか皆目見等がつきませんでした。忙しくて時間が無いのは分りますが、

折角来たのですから、もう少し一番大切な当事者と直接話し合う機会

を作るべきだでは無いでしょうか、余りにも御座なりで、一緒に遊ぶ事が交流とは如何にも

貧弱な考え方であると思います。手品をやる人にお偉い方と持て囃され好い気に成っている様では、

本当に精神障害を理解しようとする気迫が全然伝わってきません。こうゆう御座なりの

挨拶回りは止めて欲しいというのが精神障害者当事者会の会長としての意見です。

 一般的に言えば、人は社会的に偉い地位に立つと、

どうしても精神障害者の様な社会的な弱者を軽く観る傾向になります、

そして日本と言う社会は一度社会的に失敗してしまうと、周りの人は、

社会的な脱落者と見做し、スティグマ(烙印を貼り)社会から排除する傾向

が有ります。誰でも精神疾患に好んで罹ったのでは有りません!

 又、別の言い方をすれば、誰でも精神疾患に罹る可能性が有るのです。

 この様に、日本には社会から脱落した人の救済制度が充分では有りません。

 本当に偉い人は、本当に社会的な弱者の立場に立ち、どの様に社会から

ドロップアウト(脱落)してしまったのか、何処に社会機構の欠陥が有るのか

を鋭く追求して、社会保障制度の抜本的な改革を行って行くべきなのです。

 充分な社会保障制度を成り立たせるのは、並大抵の費用では済まされませんが、

目的税としての消費税を直ぐに上げるのではなく、充分に行政に無駄は無いか、

精査して、法人税や高額所得者に対する税金の有り方等も考慮して、総合的

に課税して行かないと、本当に景気は回復していかないと思います。

 いずれにしても毎年自殺者3万人を越えるこの日本は、至る所に矛盾を秘めていて、

我々、精神障害者のサバイバー(生還者)の会が当事者を通じて社会に貢献出来る

絶好の機会なのだと思います。その道は、どんなに困難な棘の道でも、此れからも

一段、一段歩んで行かなければなりません。

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